こんにちは。

滝川の建築事務所ジャパン・コルディアル・ホームズです。

先日、人を紹介する為に前に働いていた職場の方を訪問してきました。

入り口が変わっていたり社員もかなり増えていたりと結構いろいろと変わっていて、そうなるとなぜか入るとき緊張するものなんですね・・・。

しかしながら、世の中の様々な事は変わるのが常であり、また、ビジネスの場としては健全であると思うので、

現代の移り変わりの速さに後れをとらないようにしたいものです。

 

さて、

弊社のHPにも載せている「ボックスビーム」とは何か?

簡単に言うと、「箱型の梁(はり)」です。

通常、梁というのはいくらでも長いものを使えるわけではありません。

だから、空間の中に柱を立てて梁と梁を継ぐわけです。

長い梁になると、木ではなく金属のものを使ったり、木であっても高価な集成材を使ったりしないと強度的にもたないのですが、そこで弊社が開発したのが「ボックスビーム」という梁です。

設計し、隣接するパネル工場で作った試作品を北海道工業大学(現:北海道科学大学)に持ち込み破壊実験を行いました。

共同開発したのが札幌にオフィスを構える「J建築システム株式会社」という会社で、代表の手塚社長は木造建築に関しては日本でも大変有名な方で、数々の受賞経歴や特許を持つ建築博士です。

(J建築システム㈱HP : http://j-kenchiku.co.jp/)

その上で実用新案登録を行ったのが、弊社のボックスビームという梁なのです。

 

これは、集成材よりも大幅なコストダウンを実現し、尚且つどこでも手に入る材料で作れます。

しかも集成材は強度があるとはいえ「しなる」性質がありますが、弊社のボックスビームは、その「しなり」も少なく飛ばせる梁です。

現在は約12mまで中間に柱を入れずに飛ばすことができますが、これがどういう事を意味するかというと、安価で「完全な木造」の建物を建てられるという事です。

例えば、「木造建築だけど梁は軽量鉄骨」といった建物が多くあります。

これは一応は木造なのですが、木造建築に携わる方としては何か痒い部分があります。

しかし、ボックスビームを使う事で集成梁を使うよりも安価に、いわば「完全な木造」を建てられるようになるのです。

 

ただし、どのような建物にでも使えるわけではありません。

飛ばすスパンが大きくなればなるほど、ボックスビームの高さ(梁成)を高くせざるを得ません。

細かくはもう少し条件があるのですが、単純に考えた場合は上記のようになります。

そうなると、天井から屋根までの小屋裏の高さが必要になるという事ですので、そうしたくない建物には使えません。

弊社の方としては、1階建ての中間に柱を極力入れない大空間を作る建物に使用するケースが多いです。

コンビニ、畜舎、工場、商業店舗等がそれに該当しますが、使い方次第でいろいろな可能性を秘めております。

 

弊社のボックスビーム、少しだけどんなものかわかって頂けましたでしょうか?

一般住宅を検討されている方にはほとんど関係のないものかもしれませんが、たとえば商売をやっていて店舗を木造で建てたいという方や、農業をやっているので畜舎や納屋を木造で建てたいという方は必見の技術です。

滝川は都会ではありませんが、こんな技術を持っている弊社のような会社もあるのです。

というのを知って頂ければ幸いです。