こんにちは。

滝川の建築事務所ジャパン・コルディアル・ホームズの三河です。

今年の雪害による保険適用の為の見積もり、まだまだ収まりそうもありません。

先日、保険会社の調査員の方とお会いした時も、今年はあまりにあり過ぎてなかなか追いついておらず、同行されていた方も広島から手伝いに来ているとの事でした・・・。

以前のブログでも書きましたが、火災保険の認識を忘れずに!

 

さて、

新しく家を購入されるとき、新築にするか中古にするかという選択肢があります。

新築を建てたいけど、中古の方が安く済むから・・・そういう迷い方が多いですよね。

弊社はもちろん新築を建てますし、中古を探すお手伝いもしております。

しかしながら、優良な中古物件を見極めるのは本当に難しいなと感じます。

 

まず、「中古の方が安く済む」というところは、実は必ずしもそうならない事が多々あります。

よく中古物件の広告で、「リフォーム済み!」とうたっております。

ここで気を付けなければならないのが「どこをリフォームしているか?」ということ。

見た目はリフォームされていても、見えないところや設備機器の寿命はどうなのか?というところにも目を向けなければなりません。

壁の中の断熱材は築年数が経っているとスカスカになっておりますし、そもそも断熱材の性能が違いますからここは本当に重要です。

また、給湯、暖房、換気など、色々な設備機器がありますが、それぞれの機器の寿命は数十年ももちません。

なので、古い設備のままの場合は、運が悪ければすぐにダメになるでしょう。

 

次は窓です。

現在、樹脂サッシが主流になっていますが、昔は金属枠のサッシでした。

金属は熱伝導が良いので、外が寒いとそれが室内にも大きな影響を及ぼします。

ガラスに関しても今のガラスはペアガラス、トリプルガラスになっていて、ガラスとガラスの間に紫外線をカットし熱を伝えにくいガスが注入してあります。

寒い、熱い等は、住宅に必ずある開口部(窓やドアなど)が大きな要因になりますので、この開口部に使っている建材というのは、快適に過ごすためにも本当に大事な要因です。

 

あとは、外壁と屋根ですね。

新築を買ったとしても、10年~15年に一度は修復や塗りなおし等の作業が発生します。

なので、中古物件でまずは外壁や屋根をいつ直しているかというのは、必ず確認しなければならないでしょう。

 

上記に挙げたのは、主に躯体に関するものを挙げましたがほんの一部です。

細かく言えばまだまだあるのですが、要はそのくらい中古を選ぶときには確認事項が多いという事です。

更に言えば、確認事項が多いという事はそれだけ多くの事がリフォームされていなければならないという事で、全ての項目を満たすようなリフォームを行った場合、けっこう大きな金額がかかります。

これが「安く買った」後に発生してしまったら大変です。

物件を買ったときに住宅ローンを組む方が多いと思いますが、買った後にどうしても数百万円の修理が発生したとしたら、その金額を捻出するのは本当に大変な事です。

これを続けていき「新築を買った方が安かった」・・・なんてケースもありますので、中古選びは本当に難しく、また気を付けなければなりません。

 

新築の場合は、やはりネックになるのはイニシャルコストだと思います。

ただし、何かあった時の様々な保障制度がありますし、何より全てが新しく、自分の生活スタイルにフィットした住宅を建てられます。

どちらを選ぶにしても見た目だけに囚われず、色々な事を考慮して決める必要があります。

 

ちなみに話はそれますが、海外では中古の価値感が日本と異なる場合が多いようです。

歴史があればあるほど、建物の価値が上がるケースがあります。

それは、これまでに使ってきた人が修復しながら使ってきたという歴史の付加価値ですね。

ちなみに日本では、幽霊が出るとされる「いわくつき物件」なんて物件がありますが、海外では、そうなると価値が高くなるケースもあるそうです・・・。

国が変わると、色々違うものですね・・・私はゴースト物件は勘弁です(笑)

ただ、今回のサムネ画像にもそれっぽいものを載せましたが、個人的にはノスタルジックな雰囲気が大好きなので、海外のそういう考え方には多少なり共感を覚えますね。

中古物件をリノベーションして、そういう味わい深いものも作っていきたいなと・・・こちらも個人的には思ってます。

 

では。